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きまぐれオレンジロード

作品名: きまぐれオレンジロード
作品名(読み): きまぐれおれんじろーど
単行本: 1-18巻 全巻 / 文庫版 1-10巻全巻
作者: まつもと泉
出版社: 集英社

作品紹介

きまぐれオレンジロードは大ヒットした恋愛漫画。まつもと泉の代表作品です。きまぐれオレンジロードは集英社の週刊少年ジャンプにて1984年に連載が開始されています。1986年からの1年間は休載しましたが、最終的には1987年まで連載は続きました。

単行本は全部で18巻、文庫版は全部で10巻となります。

■きまぐれオレンジロードのあらすじ

きまぐれオレンジロードは超能力を持ちながらも優柔不断な春日恭介とヒロイン、鮎川まどか、そして恭介とまどかより2年後輩にあたる檜山ひかるの三角関係を描いたラブコメディー。

春日恭介には双子の妹(まなみ・くるみ)がいたが、2人とも超能力の持ち主。ちなみに父親の隆には超能力はない。恭介達の母は他界している。

ある日、くるみが100メートルを3秒で走ってしまったために春日家はまたまた引越しをすることになった。超能力は誰にも知られてはいけない秘密なのだ。

そうして引越ししてきた新しい町を散策していた恭介はひょんなことから鮎川まどかに出会う。そして、学校にいくと鮎川まどかは恭介の同級生であることが分かる。鮎川にひかれる恭介だったが、鮎川は恭介と初対面のような態度をみせる。

鮎川は学校ではスケバンとして知られみんなから恐れられている存在だった・・。

そんな中、超能力を使ってバスケットボールで超ロングシュートを体育館で決める恭介をたまたま目撃したひかるは恭介に一目ぼれしてしまう。そして、恭介に猛アタックをするひかるを鮎川は応援すると言った・・・。

まわりからはひかると恋人のように扱われる恭介。しかし、恭介は鮎川のことが気になって・・・。

■きまぐれオレンジロードの登場人物

きまぐれオレンジロードの主人公は春日恭介。勉強もスポーツもとくに目立つことはないけれど超能力を持っている。そのため、ピンチになると超能力で切り抜けようとする。物語では恭介の超能力がさまざまな場面でポイントとなってくる。

鮎川とひかると三角関係が続くが、想いは鮎川にある。恭介の最大の欠点はやはり優柔不断なところ。そのため想いを伝えることができないでいる。

鮎川まどかは美人でグラマー。学校では不良として恐れられている。ひかるのことは妹のように可愛がっている。見た目はつんとしている感じだが、本当は心優しい女の子である。

頭もよくスポーツもよくできるが、幽霊が苦手。鮎川と恭介の距離は近づいたり遠くなったり・・・。

檜山ひかるは恭介達よりも2つ年下のボーイッシュな女の子。まどかとは正反対のようなタイプで明るく、素直で可愛らしい。たまたま恭介が超能力を使っているところを目撃し、恭介がすごいスポーツマンであると誤解。恭介に一目ぼれしてしまう。