夏子の酒

作品名: 夏子の酒
作品名(読み): なつこのさけ
単行本: 1-12巻 全巻 / 文庫版 1-6巻全巻
作者: 尾瀬あきら
出版社: 講談社

作品紹介

夏子の酒は尾瀬あきらが描いた酒蔵を舞台とした漫画。夏子の酒は講談社のモーニングにて1988年から連載がスタート。1991年まで続きました。

テレビドラマ化もされているのをご存知の方も多いと思います。単行本は第1巻から12巻(全巻)まで。文庫版は全部で6巻となります。

筆者、尾瀬あきらのホームページには夏子の酒に関する感想も掲載されています:

「1988年の春から連載がはじまり、およそ3年。全12巻のドラマになりました。酒好きのくせに酒のことを何も知らなかった、知ろうともしなかった自分への反省と、知ったことを読者に伝えたいという思いで描きました。また、期せずして農業の問題にもふれ、多くのカルチャーショックを味わいました。全編米作りなので、これは「夏子の酒」ではなく、「夏子の米」だと言う方もいます。テレビドラマにもなり、夏子役の和久井映見ちゃんと握手したのも収穫でした(笑)。」

出展:尾瀬あきらの蔵 夏子の酒より

■夏子の酒とその物語

佐伯夏子は新潟にある小さな酒蔵の娘。上京して広告代理店でコピーライターの仕事をしていた。実家の佐伯酒造は兄である康男が幻の酒米「龍錦」を復活させるべく奮闘していた。

しかし、そんな兄が病に倒れ帰らぬ人となってしまう。

兄の遺志を継いで日本一の酒造りを目指すべく夏子は実家の佐伯酒造へと戻る決心をするのだった・・・。

夏子の酒造りの情熱は誰にも負けない。しかし、その情熱だけでは旨い酒は作れはしなかった。彼女の前に次々と立ちはだかる難問や試練の数々。

酒好きなら一度は読んで欲しい酒蔵を舞台にした壮大なドラマ!!